「社会的課題」
近年の社会奉仕活動の一つに、企業の社員などが自主的なボランティア活動をしている団体等(以下、「奉仕団体」という。)があります。しかし、それぞれの奉仕団体は、自らの奉仕活動について積極的な情報提供をしていない状況があり、一方の奉仕をうける側は、奉仕団体の情報不足等のため要望先がわからない等々の理由により、奉仕活動の活性化が図られていない現状にあります。また、趣味や特技などを活かしたボランティア活動に興味ある一般市民も多数おりますが、その活動の現状は「参加の仕方が判らない」「自分に出来るボランティアが無い」「個人では参加しにくい」等々により、活動に参加する機会に恵まれていない状況です。
「どうなる事が望ましいか」
「奉仕をする側」と「奉仕を受ける側」の双方を結びつける地域ネットワークが構築されて、社会全体の奉仕活動が活性化する事。
「解決策」
NPO等の第三者が、「奉仕をする側」と「奉仕を受ける側」の双方を結びつけて、多種多様な活動の「場」を積極的に展開することで、ボランテイア活動に興味のある潜在者等も含めた多くの人々が、自分に出来る奉仕活動の機会を得る事が可能となり、社会全体の奉仕活動の活性化の増進を図る事ができる。